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第6話 監禁 Side久登

苦しくて逃れようとするとそれ以上の力で頭を押さえつけられて逃れる事が出来なくなる。 苦しくて気持ち悪い。 正臣以外のを咥えさせられるなんて・・・・・・。 「ちゃんと飲めよ」 宮崎はそう言って小さく呻くと僕の喉の奥に白濁した欲を吐き出した。 嫌だ飲みたくない!!!!!! けれどそれは許される事はなくて喉の奥に出された欲は自然に飲み込まれていった。 大量に吐き出された宮崎の欲を僕は飲み込みきれずに口の端から流れ出て床に滴り落ちていた。 「チィッ!飲むように言ったよな?」 そう言いながら僕の口から宮崎自身を抜き出すと僕の頬を平手で叩いてきた。 不意をつかれて少しだけ口の中が切れたのか血の味がする。 宮崎の欲と僕の血の味で吐き気がしてくる。 「ゲホッゲホッゲホッ!うぅっ・・・」 「吐いたら殴るからな!」 僕は吐きたい気持ちでいっぱいだったが殴られるのが怖くて我慢した。 正臣・・・ごめん。 僕は・・・・・ゴメンね。

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