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第8話 回復 Side正臣

通路から話し声が聞こえてくる。 看護師ならこの部屋には入らず通り過ぎるはずだがもし久登達ならこの状況で入って来られたらまずい。 今一度だけ抵抗をしてみたがやはり無駄だった。 極太バイブが俺の蕾にあてがわれる。 解しもしないでいきなり極太バイブを挿れるつもりなのか? 「ただ・・・ちょっと!!!何してんだよ」 「ま・・・さ・・・うそ」 見られたくない姿を久登に見られてしまった。 見ないでくれと叫びたいが口を塞がれているから出るのはオトみたいな声だけだった。 「どういう事か説明してくんないかな?」 怒りに満ちた優月の声が病室に響き渡り車椅子にの久登を直君が廊下へとまた連れ出して行った。 「ちょっとした体験?」 「体験?意味わかんないんだけど心翔」 「恐怖が無いのは正臣君だけなんだよ。だから俺達で恐怖を与えてみようかと言う話になって今の状態になっている」 「ふぅ〜ん。もうやめても良いよね?」 優月の声はいつも以上に低い声になっていた。 心翔君も優月が怒っているのが分かると素直に言うことを聞いて俺を解放してくれた。 それから2人は床に正座をさせられて優月のお説教が始まりだした。

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