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第12話 回復 Side正臣

久登の中に入りたいがローションもゴムも無いからやはり口だけで久登には我慢させるしかない。 「あのね。さっき優月君からこれを貰ったんだ」 脱がしたズボンの中から小さなボトルとゴムを出してきたて俺の手に握らせる。 「これっ・・・・・・優月が?」 「うん・・・居る時があるかもってローションとゴムをくれたんだ」 「なっ・・・・・・」 俺は言葉を失った。 優月達に全て見透かされている気がしてしまう。 心翔君達が俺を襲ったのも久登の心の傷を教える為で今思えば優月達が病室に帰る頃を計算していたんだと思う。 優月がローションとかを久登に渡したって事は、久登もそれを望むからだと判断したのだろう。 本当に優月達の思うツボに思えてきた。 それも悪く無いかな? 「久登、俺の上に乗れるか?久登が寝てするのは背中の傷に響くだろう?」 「うん・・・上に乗る」 「少しだけ解すから四つん這いになれるか?」 久登は恥ずかしそうに頷くと俺の方にお尻を向けて四つん這いになった。 それに反応して俺自身が硬く反り立ち始めた。

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