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第3話 バレンタイン Side直
話かけてくれた人は知り合いと待ち合わせをしていて約束していた人が来たからその場から立ち去った。
それから30分待っても心輝は来なくて、僕は優月君に連絡をしてみた。
きっと久遠君と一緒居るはずだから優月君から久遠君に心輝の事を聞いてもらおうとかけてみた。
「あっ、優月君」
僕は、優月君に話をして久遠君に心輝の事を聞いて貰った。
心輝は久遠君と一緒に自宅を出てお互いに待ち合わせ場所に向かったと言っていた。
けれど心輝はまだ来ていない。
優月君が心配をして探そうか?
そう言ってくれたけど僕は2人の邪魔をしたく無くてもう少し待ってみると言ってしまった。
「心輝・・・・・」
小さい声で呟いてみるけれど返事も無い。
心輝・・・・・・・。
「ひくっ・・・どこにいるの?」
下を向いて泣かないようにしようとしたけれど次から次へと涙が溢れ出して止まらない。
考えたくなかった言葉が思い浮かんでは、消えていくけれどさっきから全く消えてくれない。
僕の事が嫌いになった・・・・・・。
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