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第9話 バレンタイン Side直

来る途中で道に迷ったお婆さんの道案内をして待ち合わせ場所に来ようとしたら携帯の充電が切れて心輝も道に迷ってしまい色んな人に尋ねながら待ち合わせ場所に着いた。 でも僕の姿を見つけれなくてまた色んな人に聞いて、このトイレに辿り着いた。 「ごめんな。直、怖かったよな・・・ごめん」 「もう謝らないで心輝。僕は大丈夫だよ。心輝が助けに来てくれたから大丈夫」 大丈夫。 もう怖く無い心輝がそばに居てくれるから大丈夫。 「ふうんっ・・・・・フッ・・・だめ・・・・・心輝」 「さっきの奴に触られたから消毒しなきゃダメだ。直、どこ触られた?ココに顔を埋めてたよな?」 心輝は山田さんがしていたように僕の胸に顔を埋めて突起物を舌で軽く舐めて来た。 山田さんの時とは違い心輝は僕の突起物を軽く舐めたり吸ったりしているだけなのに僕の身体はプルプルと震えだして心輝が与えてくれる快楽に身を委ねた。 「もうっ・・・・・イッちゃう・・・・・・」 心輝が触れてくれているから感じてしまう。 まだ僕自身にも蕾にも触れては、いないのにそれなのに僕は・・・・・僕の身体は喜びで満ち溢れていた。 心輝は焦らすように僕の突起物を舐めていたが舐めるのを止めて僕の耳に優しくキスをしてくれる。 「直、胸でイカないで・・・もっと感じさせてやる」 「やっ・・・もっと・・・・・らめっ・・・」 本当はダメって言いたかったのに話している途中で心輝がズボンの上から僕自身に触れてきたから感じ過ぎちゃって滑舌が悪くなってしまった。 心輝に触れられた場所が熱を持ちジンジンとしてくる。 下着の中に白濁した欲を吐き出してしまいそうになる。

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