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第8話 バレンタイン Side久登
僕が泣き止むと正臣が我慢出来ないと僕の耳元で囁いて軽く唇にキスをすると蕾に正臣自身を当ててゆっくりと僕の中に入ってくる。
「痛くないか?」
「ウウッ・・・な・・・ない」
痛くないよ。
正臣が僕の中に入ってくる時はいつも僕を気遣いゆっくりと蕾を広げながら入れてくれる。
正臣自身が僕の1番奥まで入っているのが分かるよ。
愛おしい人を感じれて僕はすごく幸せだよ正臣。
「動くから痛かったら言えよ久登」
「うん」
この頃には僕の酔いはすっかり治っていたが1度敏感に反応してイッテしまっているので少しだけの刺激で僕の身体はいつでも絶頂を迎える事が出来ていた。
正臣はゆっくりとゆっくりと腰を動かしてくれているがもどかしくて身体が勝手に正臣を求めて正臣自身に擦り寄っていき快楽を求めている。
「はあっ・・・そんなにしたら・・・・・・止めてやれないぞ久登。」
「・・・・・正臣・・・して・・・いっぱい気持ち良くして・・・・・・・」
言ってから恥ずかしくなり手で顔を隠そうとしたら頭の上で正臣に手を握られてしまっていた。
僕は乱暴にされても身体が疼いてしまう。
僕の身体はやらしくなっちゃったの?
正臣と一緒に気持ち良くなりたいのに、感じているのは僕ばっかりの様な気がしてきた。
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