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第6話 もう少しで
トイレに入り手を洗っていると可愛い男子に話しかけられた。
僕より背が低くて色白で髪の毛は薄いブラウンで少しウェーブが入ってるのか天然なのか分からないけどクルンクルンとなっていて天使みたい。
大げさでした天使みたいにクルンクルンじゃないです。
「あの・・・・・いつもいっしょにいる心翔君は?」
「心翔なら教室だよ」
「そうですか・・・・・」
なんだかガッカリした感じの雰囲気を出しているので可哀想に思えてきた。
心翔と話したいのかな?
それなら僕が間に入って話をできるようにしたらいいのかな?
「心翔に何か用ですか?僕は教室に戻るので一緒に来ますか?」
「いいんですか?」
「はい。僕と一緒に居たら話しやすいと思います」
僕の言葉に明るくなったり落ち込んだりするその人は凄く可愛く見える。
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