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第8話 もう少しで

放課後、有無も言わさず腕を掴まれて物置部屋に連れてこられてソファに座っています。 座ってるというか突き飛ばされて半分寝ている状態で心翔がソファの背もたれに手をついて片足はソファに膝を乗せた状態です。 「天使と俺が仲良くなってもいいの?」 「天使さんと?」 「優ちゃんとしてる様な事とかしても良いの?」 天使さんと心翔が? 「嫌だよ」 「何も考えずに連れてきたんだろう?」 「話をするだけならって思ったけど・・・・・男同士だよ」 「その男同士で付き合ってるのは誰だよ。天使は前に俺に告白してきてんだよ」 「えっ?」 だって、転入してきてまだ1カ月しか経ってないって言ってたよ。 「雑誌を見てこの学校に編入して来たんだよ。途中で編入なんて難しいのに頭が良いみたいだ」 「雑誌を見てってまだ居るんだね」 「そうだなでも誰が来ても俺は興味無いし、俺の天使は優ちゃんだけだから何か言われても聞かなくても良いって言っても優ちゃんは優しいから無視はできないか?」 「う・・・うん。ごめん心翔」 心翔を見上げると優しく微笑んで僕に唇を軽く重ねてくれた。 僕は心翔の上着をギュッと握ると応えてくれるかの様に心翔は頬に唇を当てる。 「この子は俺が目を放すと何をしでかすか分からないから見張っておかないダメだなそうだろ?」 「僕は・・・・・うん。ごめん」 心翔が側にいないとダメな僕が居る。 それは分かっているけどあまり認めたく無い。 まるで僕は子供みたいで落ち着いた冬空君みたいになりたい。 天使さんにも悪い事をしたよ。 ごめん天使さん。 心翔は僕だけだからごめんなさい。 諦めてください。

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