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第9話 もう少しで Side使颯

学校では話しにくいからそれに、橘君も汚れて気持ち悪いんじゃないかと思い自分の家に来て欲しいと言うと嫌な顔をし無いで良いよって言ってくれた。 今日は、両親共に帰ってこないからイヤ違う今日だけじゃない毎日のように両親共に家を留守にしていて僕の通帳に生活費を毎月振り込むだけだった。 それが嫌で全寮制の学校を選んで入学したのに・・・。 「シャワーありがとう」 「あっ、うん。少し待ってて僕もシャワー浴びてくるから飲み物はオレンジジュースしかなくて良いかな?」 「えっ・・うん」 リビングのソファに座る橘君の目の前にオレンジジュースをおいてバスルームへと向かった。 シャワーを浴びながら僕の身体は何故か期待で熱くなり気付いたら僕自身が立ち上がろうとしている。 僕の身体・・・最低だ。 けれど立ち上がり出した自分自身は治る気配も無くて僕は手で握りしめ上下に動かし始めた。 橘君はどんな顔をしてアイツらにヤられてたのかな? 想像して興奮して僕の手は止まらずに自分の指を舐めてゆっくりと蕾に1本沈めていくと嬉しそうに指を飲み込んで行った。 それから止める事もできずにもっと奥に欲しくて指が届く限界まで突き入れ僕自身を激しく擦る。 「クッ・・・ハァハァ・・・・あはっ・・・・うゔっ・・・」 白濁した欲を吐き出した後、橘君を想像して欲を満たした事に笑えたけれど苦しくて涙が目から零れ落ちた。 僕もアイツらと変わらないじゃいか・・・・・・。 最低な人間だよ。 こんな僕を好きでいてくれるかな? 僕は橘君に嫌われたく無いんだと気付いたら急に怖くなり始めた。 身体が震えてアイツらに無理やりヤられていた時よりも怖くなり僕はそのまま床に座り込んでしまった。

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