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第24話 もう少しで Side使颯

優月君達とお昼休憩を過ごすようなって1週間が経とうとしていた。 最悪だぁ〜。 まだ1週間だから賢吾が心配なんだけど社会科の先生に準備室まで提出プリントを集めて持ってきて欲しいと頼まれた。 なぜかと言うと日直だからです。 僕はなるべく早くプリントを先生に届けると急いで賢吾が待つ教室へと向かったがそこに姿が見えなかった。 トイレ? 先に優月君達の居る教室に行ったのかな? 嫌な事が思い浮かんだ。 慌て窓際に行くと彼奴らに連れられて歩く賢吾の姿がそこにあった。 早く行かなきゃ・・・賢吾が・・・・・・・嫌だ。 僕は急いで階段を駆け下りると途中で階段を踏み外して転げそうになるのを堪えながら賢吾の後を追って走った。 賢吾・・・待っててね。 僕が身代わりになっても良いから賢吾だけはもうあんな苦しい思いをさせたく無い。

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