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第26話 もう少しで Side使颯
僕の目の前で賢吾が脚を持ち上げられて男子生徒自身を挿れられようとしている。
抵抗できない僕を後ろから羽交い締めにして賢吾がヤられている方へ向かされていた。
口にされたネクタイからたまに呻き声みたいな痛そうな声が聞こえ耳に届いてくる。
苦しいよね・・・ごめん賢吾。
けれど止めないと賢吾がまた傷ついてしまう。
「賢吾!ふざけんなよ!」
羽交い締めにされていたが前に突き飛ばされて起き上がろうとしたら殴られてしまった。
「そこで橘がヤられるのみとけよ。コイツは俺らの玩具だったのをお前があの日横取りしたんだろうが違うか?」
「横取りなんて人聞き悪いなぁ〜。カスから取り上げただけだろう?グッ・・・」
「黙ってろよ。コイツをヤッた後はお前も俺らの玩具にしてやるからな大人しくしてろよ」
賢吾が助かるなら僕は何でもする。
そう決めて抵抗しようとした時に聞き覚えのある声が聞こえてくるが明らかにいつもとは違う。
怒りに満ちた声に僕は聞こえました。
「先輩方、何してるんですか?僕の友達なんですよ」
「はぁ?うっ・・・」
優月君?
その隣にいる人はトラジさんだよね。
うわっ!
僕間近でお会いするのは初めてだけど皆んなとオーラからして違うよね。
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