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第34話 もう少しで Side使颯
賢吾もスグに僕の中で白濁した欲を吐き出した。
僕で感じてくれる事が嬉しくてまた泣いてると賢吾は優しく抱きしめてくれた。
「僕は幸せで泣いてるんだよ。賢吾大好き!」
「ビックリした。痛くしたかと思って俺も幸せだよ使颯。大好きだ」
もう一度軽くキスをして抱きしめられた時に保健室の先生が用事を済ませて戻って来た。
カーテンしていたから見られては無いが慌てて離れたから僕はベッドから落ちかけて賢吾に腕を掴んでもらってなんとか後ろ向きに落ちなくてすんだ。
「あらっ、あなた達、何をしてるの?橘君また怪我したの?気をつけなさい。君は?付き添いかしら?」
保健室の先生は女性で少し口調はきついが外見は癒し系だと思う。
「天月です。怪我してたから付き添いで此処にいます」
「貴方が天月君。橘君、仲良くなれたのね。よかったわね。先生少し心配してたから安心したわ」
保健室の先生に僕の話をしていたって事だよね。
それにまた怪我と先生は言っていたから奴らに怪我とかもさせられてたんだよね。
僕達は次の授業まで保健室にいて良いと言われた。
僕と賢吾はお互いの知らない話をし始めて賢吾は奴らに傷つけられて保健室に頻繁に来ていたと話してくれた。
あいつら本当に許せない。
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