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第15話 卒業

「どうして離れて俺に背中向けて入るんだよ」 「えっと・・・近いと熱いから?」 「何それ?寒いから近い方がいいんじゃないの?背中向けて入る理由にならないんだけど優ちゃん」 心翔に近付いたら僕自身が反応し出してるのがバレちゃうんだよ。 だから近づきたくないというかエッチがしたいみたいな感じがして嫌なんだよ僕。 「来ないなら俺が行くよ」 「ちょっと待ってよ。心の準備を・・・・・ヒィッ!」 落ち着かそうと心翔から顔を背けて下を向いてると背後から抱きしめられた。 心翔の体温とお湯の熱で僕の身体は一気に火照りだした。 ヤバイよ。 完全に勃ち上がりました。 まぁ、タオルを巻いて入ってるから分からないかなって思うけどねって脹れ上がってるから覗き込まれたらバレバレだよ。 「優ちゃん、何を期待してんだよ」 「やぁっ・・・だっ・・・め・・あっ!」 しっかりとバレてました。 タオルの上から僕自身を握り締めると形を確認するかの様に手全体で僕自身を撫でてくる。 抵抗しなきゃとか思うけれど心翔に触れられていたら身体には力が入らなくてされるがままになる。 「顔見せてよ優ちゃん」 「ううっ・・・・・」 背後から抱き締められて耳元で囁かれると感じてくるんだ。 僕の身体はどうしてこんなになるんだろう? 心翔が欲しくて欲しくて堪らなくて蕾もジンジンと熱を帯びて来ているのが分かる。 もっと僕に触れて欲しい。 もっと心翔に触れたい。 身体が心が心翔を欲しくて欲しくて堪らない。

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