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第18話 卒業
「心翔、僕はもう大丈夫だよ。あの時みたいに消えれば良いとか思わなくなったんだよ。それは心翔と出会って大切な人の側に居たいと思う様になったからなんだ」
「ずっと一緒だから優ちゃん」
「うん。ずっと一緒だよ心翔」
グゥーッ!
何?
凄く良い感じだったのにどうして僕のお腹の虫さんは鳴いてるんだ。
「クスッ。俺もお腹減ったから晩御飯食べに行こう優ちゃん」
「えっと・・・・うん」
優しく笑って僕の目の前に手が差し出されてその手を取り立ちあがった。
それから僕と心翔は皆んなが待っている広間へと向かった。
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