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第8話 露天風呂 Side使颯

グイグイと奥で賢吾が感じる場所だけを賢吾自身で擦り上げて来るから僕はもう意識が朦朧とし始めていた。 賢吾に必死でしがみついて酸素が足りなくて一生懸命息を吸おうとするけれど声が出て来るから息を吸う暇もなくて段々と意識が薄れていった。 「け・・・ん・・ご・・・ふうっ・・・好き」 薄れて途切れかけた意識の中で僕はそう呟いた。 それから僕は意識を飛ばしてしまった。 夕食の時間が来る1時間前に賢吾が起こしてくれて一緒に露天風呂に入りベタベタと僕は賢吾にまとわりついてました。 僕がする事全てに可愛いと言って僕を甘やかす賢吾だけど悪い事をしたりするとちゃんと叱ってもくれるんだよ。 僕には賢吾が必要で賢吾には僕が必要だと思う。 だから僕が少しわがままでも怒らないでね賢吾。 そしてこれからも沢山甘やかして欲しいんだ。 賢吾大好きだよ。

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