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不安そうな目の色をした天宮くんが、僕の顔を見つめていた。
「楽にしてくれ」
僕は座布団を用意すると、天宮くんに進める。
「‥‥‥やっぱり僕、帰ります」
神妙な顔をした天宮くんが、部屋を出ようとする。
「待ちたまえ。君の事を理解出来るのは、僕だけだと思うのだが」
「何のことですか‥‥‥」
ぴたりと、天宮くんが襖にかけていた手を止めて、ゆっくり言葉を発する。
「一人では何かと限界があるだろう。僕が手伝ってあげよう」
天宮くんがゆっくり振り返る。その顔は血の気が引き、悄然としていた。
「誰にも言ったりしない。それどころか、僕も一緒に共犯者になろう」
僕は唇の端を上げ、君の味方だと言うような表情で天宮くんに近づく。
天宮くんは戸惑うように、襖を背にし俯く。視線が泳いでいて、どうするべきなのか悩んでいるようだった。
「さぁ、こっちに来たまえ」
僕は優しく天宮くんの腕を引く。覚束ない足取りながらも、僕について部屋の中心まで移動する。
座布団の上に座らせると、悄然としている天宮くんの頬に指を這わせる。
天宮くんは驚いた顔で体を震わせ、僕を見つめた。
ゆっくりと僕は顔を近づける。拒絶されるかもしれないと懸念していたが、さして抵抗もなく、すんなりと唇が重なる。
ゆっくりと天宮くんの唇を喰み、指で顎を軽く掴み口を開かせる。
目の前で少し眉間を寄せながらも、目を閉じている天宮くんは想像以上に艶っぽく、抑えきれない欲望が腹の底から湧き上がった。
僕は舌を差し込みつつ、ゆっくりと天宮くんを押し倒す。上に覆いかぶさり、より深く口腔に潜り込む。
「んっ……ふっ……」
天宮くんの唇の端から吐息が溢れ、苦しげに呻く。
僕はひたすら舌を絡ませ、角度を変えては攻め立てる。
「はぁっ……あっ……」
天宮くんの方も追いかけるように、次第に舌を絡ませてくる。
僕は天宮くんの着物の襟元に手を滑り込ませ、胸の突起を軽く撫でる。
「あっ……」
ぴくんと天宮くんが背を逸らせ、甘い声音と共に唇が離れていく。
しっとりとした肌を掌に感じ、女とは違った滑らかさに思わず喉が鳴った。
天宮くんは目元を赤く染め、恥ずかしげに逸している姿がなんとも艶めかしい。
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