6 / 12

二度目のシャワー

「ぅま…、りょうま…」 ん?、誰?。 「ずっと、こうして欲しかったんだろ?」 えっ、高藤さん!?。 「ほら、また大きくなってきた」 あぁ、気持ち良い。俺はこれが良いんだ。 「良い顔だなっ」 この声、この手の感じ、この手の温もり、全部が心地良い。 「そろそろ出そうなんじゃないか?。この前みたいに、いっぱい出してみな」 あぁ、出る!。 「んっ、ん?。…うわっ、なんだこりゃ」  パンツにびっとり精液が付いていた。 寝たまま出るもんなんだ…。 「…夢か。でも、俺、やっぱり高藤さんが…。シャワー行こ」 本日二回目のシャワー。晴香にバレたら今度こそ変なとこ言われる。早く済ませねぇと。  スマホを見たら。 もう五時じゃん。何時間寝てたんだよ俺。 シャワーを浴びた後、高藤さんとこに行ってみよう。何を期待してるかは認めたくねぇけど、行くだけ行ってみる。  無事にシャワーを浴びて、誰にも言わずに家を出た。外はまだちょっとだけ明るくて、蒸し暑い。

ともだちにシェアしよう!