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第33話
かなり深く眠っていたシエルは、寒さとお尻に感じる不快感、そしてアンモニアの刺激臭に目を覚ました。
裸のまま放置されており、体は氷のように冷たく、何も汚れていないのに体から漂うアンモニア臭に、何が何だかわからずに顔を上げると、アルベールが薬を持って前に立っていた。
「起きたか。狼に中出しされて気持ち悪いだろ。中から綺麗にしろ。」
そう言われて、肛門から薬液を注入された。
数分後、グルグルとお腹が鳴り、お尻がムズムズとしてシエルはものすごい便意に駆られた。
「ぁ、やだっ…!トイレ行きた…、ヒッ、ぁっ、あ…!」
「浣腸薬だ。全部出せ。」
「や、やだ!嫌っ!ん、んんーーっ」
シエルはその場でお尻から、便と共に大量の白濁を吐き出した。
元々アンモニア臭の漂っていた部屋は、さらに激しい臭いに包まれ、自分の痴態にシエルは目に涙を浮かばせた。
「シエル、性奴隷の体験はできただろう?もう一つの選択肢も体験をさせてやる。今出したそれ、全部舐め取れ。」
「嫌……、嫌だっ…」
「言うこと聞くのが得策だと思うが?」
「ぉ…ォェッ!ゲホッ…、ゲホゲホ!」
首輪を外されて頭を鷲掴みされたシエルは、そのまま自分で出した便の前に顔を持っていかれて、そこで固定された。
「舐めろ。」
「嫌っ…!ゲホッ……ぁぅッ」
舐めずに足掻いていると、そのまま顔を便になすり付けられた。
地獄は終わったと思ったのに、まだ続くのかと、悔し涙を流しながらシエルはそっと舌を出した。
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