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第40話
「マスタ…ベーショ……??」
「マスターベーションだ。自慰行為はまだなのかと聞いている」
「じぃ??」
アルベールは溜め息を吐いて、シエルのペニスを片手で包んだ。
シエルはそれだけでビクビクと震え、怖くなってアルベールを見た。
「自分でここを擦って気持ち良くするんだ。やったことないのか?」
「な…ないっ…!ぁぅっ……」
「自分でやってみろ」
アルベールがシエルのペニスから手を離し、シエルの右手の枷をとって、シエルに自身のペニスを握らせた。
シエルは命令通り上下に擦るが、まだぎこちなく、そろそろと撫でているだけだ。
その行為に焦らされたアルベールが、シエルの手に自分の手を重ねて激しく擦った。
「ぁ…っ、あぅっ!!やだ!ヒッ…、やだ怖い!だめっ!!ぁ、ぁ、ヒァアァンッッ!!」
シエルのまだ剥けていないペニスと、その皮の間からジワジワと白濁が滲み、何か分からないシエルはギョッと自分のペニスを凝視した。
そして、アルベールは勃起したシエルのペニスを掴んで、そっと皮を剥こうと先端に指を這わせた。
「痛っ!アル様っ、痛いです…っ!ゃ、やだぁっ!」
「我慢しろ。すぐ終わる。」
シエルはギュッと目を瞑って痛みを逃し、アルベールの体に頭を擦りつけた。
痛みがなくなり、自分のペニスを見たシエルは、さっきまでと違って先が出ているのに気づき、カァッと顔を赤らめた。
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