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第70話
「ちゃんと気持ちよくしろよ!!このクソガキっ!!
ったく……、仕方ねぇからこれで許してやるよ!!」
「………んぐっ!!」
兵士はシエルの頭を手で固定し、シエルの喉奥で腰を揺らしてペニスを擦り付けた。
後ろを犯している兵士もラストスパートに入り、両者の動きが激しくなってシエルが震えたが最後、二人の欲がシエルの中に吐き出されて、そっと性器が抜かれた。
「はぁ…はぁっ、良かったぜ……」
「超気持ちいい。もう空っぽだわ」
満足そうにケラケラ笑う兵士たちを、シエルは口内に出された精液を吐き出しながら睨んだ。
けれど、シエルの睨みなんて全く通用せず、兵士は馬鹿にしたように笑った。
「明日も楽しませてくれよなぁ?」
「王はまだ帰ってこないんだからね」
「とーっておきの、用意しておいてやるよ」
三人の兵士達は後処理もせず、シエルにとって絶望とも取れる言葉を残して部屋を後にした。
シエルはトイレの前に座り込み、出されたものを全て吐き出して、アナルの中の白濁も出せる限りを掻き出した。
疲れ切ったシエルはそのまま眠りにつき、次の日の夕刻まで起きることはなかった。
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