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第78話

「なぁ、これ二本入るんじゃね?」 突然一人の兵士がとんでもない提案をした。 「はっ、おもしれぇ。やってみようぜ!」 もう一人も大きな声で笑って、それに賛同し、準備万端の二本のペニスがシエルの前に現れた。 「ねぇもう耐えられないよ。眼球取ってもいいかな?」 三人の兵は自らの欲望を満たそうと、シエルの腕をシーツで縛り上げてベッドヘッドに固定した。 一人は懐から小型のナイフを取り出してシエルの顔に構え、もう二人は怒張したペニスをシエルのアナルにあてがい、そして二人同時にグッと押し挿れた。 「イヤァアアア─────っっ………!!!!」 「「「ぐ、ぁっっ……!?」」」 シエルが気を失った刹那、シエルを犯していた二人は血を吹いて倒れた。 そして、シエルの眼球を取ろうとしていた兵士の首がストンと床に転がった。 「まさか俺のモノに勝手に手を出す馬鹿がいたとはな…」 剣に滴る血を見つめながら、月明かりに照らされ、微かに口角を上げて微笑むのは、今朝に出陣したはずのアルベール本人だった。

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