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第81話

「んっ、んんっ………」 時間が経つとともに、媚薬が体全体に回り、シエルは全身が性感帯の様になり、シーツに触れるだけで感じてしまった。 媚薬の効果で、シエルのペニスはパンパンに膨らみ、乳首も熟れたように紅くピンと張っている。 シエルは胸とペニスを、強くシーツに擦り付けていた。 小振りなペニスはトプトプと我慢汁を溢れさせ、シーツにたくさんシミを作った。 シーツの濡れた部分は滑りが悪くなり、強く擦れて、その僅かな刺激だけでシエルはビクビクと震えていた。 簡単に達せそうだが、さすがにこの弱さの刺激では達するほどの快感を得ることができずに、シエルは生殺しの状態で時間を過ごした。 薬を飲まされてから6時間が経ち、やっと薬の効果が切れてきて、シエルは少し安心したように息を吐いた。 薬が効いてる間、ずっと体をベッドに擦り付けるなり何なりしていたシエルは疲れ果て、アルベールが来るまでは眠っておこうと目を閉じた。 「シエル、起きろ。」 眠って間も無く、まだ陽が落ちるまでには時間があるのに、目の前にはアルベールの姿があった。

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