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第83話

「感じ過ぎだ。少しは我慢を覚えたらどうだ?」 「んんっ…、気持ち…、アル様ぁっ、気持ちぃ……」 「ほら、飲めよ。もっと気持ちよくなりたいだろ?」 「これ…いじょっ…、だめぇ…っ……」 シエルの抵抗も虚しく、また少量の媚薬を飲まされて、シエルは蕩けたような顔でアルベールを求めた。 「触ってぇ…。お…ねが………、お願いしま…ぅ…」 「そうやってあいつらもタラし込んだのか?」 「アルさまぁ…、おねがぃ……、挿れて…っ」 「自分で挿れな」 アルベールがズボンの前を寛げると、シエルは自由のきかない手足を必死に動かし、アルベールの上に乗った。 何度も自身のアナルに、アルベールのペニスを入れようと擦り付けた。 「入んないよぉ…。んぅ……、入らなぃ」 「手は貸さないからな」 「ふっ…、んん……」 既に先走りが垂れ、アナルまでヌルヌルになっているシエルの恥部は、アルベールのペニスを滑らせて、なかなか中に入らなかった。 もどかしい刺激がシエルを襲った。 顔を赤くして必死に体を揺らすシエルに、アルベールは欲情した。 腰に手を伸ばしそうになったが、手を貸さないといった手前、手伝うわけにもいかずにそのまま様子を見守った。 「ふぅ……、ん……、ンッ、アアァン!!」 「……………クッ」 このままだと入らないと思っていた矢先に、ニュルンっと滑りながら、アルベールのペニスの先端がシエルのアナルに引っかかった。 「ぁっ…、あっ、あっ……、すご………」 シエルはズブズブと腰を下ろし、アルベールのペニスを中に招き入れて、恍惚とした表情で何度も達した。

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