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第174話
「はぁっ…ぅ……ァル…様……っ」
あの後、アルベールに横抱きにされ、ベッドに運ばれたシエルは、アルベールの要望通りに、体を差し出した。
ズッ、ズッとアルベールが腰を揺らすたびに、ぴったりとシエルの中に密着したアルベールのペニスが激しく擦れた。
「怖くないか?」
「だい…っじょぶ……です……、もっと……」
「はっ……、もっと締めてみろよ」
「ひあぁっ!!んっ…ぁあ……」
中を掻き回すようにアルベールが腰を動かすと、シエルは背中を反らせて達した。
アルベールは、力なくベッドに突っ伏したシエルの腰を掴んで、また自身を奥に擦り付けるように、腰を押し付けた。
「ゃっ…、ぁぅ…ビリビリするっ…!!おかしくなる…ぅ!気持ちっ……すぎておかし…っ……んっ!!」
「くっ……、出すぞ…」
アルベールがシエルの中に出すのと同時に、シエルのペニスからも、トロッと濾し出されるように精液が溢れた。
疲れ切ったシエルは重い瞼を閉じようとするが、服を整えて部屋を出て行こうとするアルベールが目に入り、目を擦りながらアルベールの服の裾を控えめに摘んだ。
「どうした?」
「行かないで……ほしい…です……」
「やらなきゃならない仕事がある」
「ごめ…なさい……」
シエルはアルベールから手を離して俯いた。
これ以上引き止めないようにと、アルベールと逆の方を向いてベッドに潜ると、直後布団が捲られて、後ろに温もりを感じた。
「寝るまでここにいてやる。さっさと寝ろ」
シエルは頷きながら、高鳴る胸を押さえて、ぎゅっと目を閉じた。
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