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第199話

先ほどまでの生易しいセックスとは違い、食い尽くすような激しい動きに、シエルは唾液を溢しながら啼いて善がった。 「ァアアア!!アル様ッ…ぁ!!!き…もちいっ……、っぁ…!気持ちい…です……っ!アアアァァアア───ッッ」 「いいな。もっと啼けよ」 「きゃあぅ!!!お、奥は…っァアア…!!死ぬ…っ!ダメっ……、死んじゃう…!!」 アルベールがシエルの最奥に先端を擦り付けると、シエルのアナルはギュゥっと収縮し、シエルのペニスからぶしゃあっと、勢いよく透明な液体が飛び散った。 「はは。ビシャビシャ」 「や…やだ……。お漏らし…しちゃったぁ……」 シエルはアルベールが腰を振るたびに、音を立てながら潮を吹き上げた。 シエルはそれをお漏らしと勘違いして、恥ずかしくて涙を流した。 「はっ…、は…ぁぅ…!ごめ…、ごめんなさい…っ!やっ…ぁあ!!」 「漏らすなんて、汚ねぇな」 「ぅあっ…!は…、ごめ…なさぃ…っ!ふっ、ァア……!ぁ、あぅ……」 喉を反らして快感を逃がしながら、シエルはずっと謝っていた。 突かれる度に吹き出す自身の痴態を見て、シエルは顔を真っ赤に染める。 アルベールは敢えて潮吹きだと訂正せずに、顔を真っ赤にして狼狽えるシエルを見て楽しんでいた。

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