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第249話

アルベールはバイブの強さを弱くして、シエルを座らせた。 「ぁっ、あふ……ぁ」 「それくらい我慢しろ」 「お、奥にあた……っ」 座ったことでバイブが奥まで入り込み、騎乗位で攻められているような感覚で、シエルは喉を逸らした。 「ミリィに、何を言われた?」 「こ…なことバレた…ら、あぅ様……っに嫌われ…よって」 アルベールがシエルの顎を掴んでそう聞くと、シエルは快感に耐えながらも質問に応じた。 「俺はおまえが嫌いだと言わなかったか?」 アルベールは蔑むような目でシエルを見下した。 「…………」 「まぁいい。嘘をついた時点で、どの路おまえには躾が必要だ。まずは本当のこと、全部吐いてもらおうか」 アルベールはシエルの口に錠剤を入れ、バイブをアナルから抜きとった。 シエルは許してもらえたのかと、少しキョトンとしてアルベールのことを見た。 「今からする質問に、正直に答えろ」 アルベールはまた椅子に座りなおし、ニヤリと笑った。

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