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第250話

「触って……、アル様ぁ……」 媚薬を飲まされたシエルは、刺激のないもどかしさに助けを求めた。 涙を流しながらアルベールを見るが、アルベールが動こうとする様子はなかった。 「どうしてすぐに、クライトマンに助けを求めなかった?」 「んっ……、だ…って!アル様のこと、助けたかっ…たから……」 「俺が負けるとでも?」 「あの女の人がそう言ってたからっ…、怖くて……」 シエルは途切れ途切れになりながらも、必死にアルベールの質問に応えた。 「ミリィが援軍を寄越したのが、まさかお前の差し金だったとはな。実際に助かりはしたが、おまえのしたことは許せない」 「ぁあっ!!……ひぅ」 アルベールはシエルの性器をピンッと指で弾いた。 その衝撃で性器の先から、じわっと汁が溢れた。 「童貞失って、嬉しいか?」 「ひぐっ……、ごめ…なさぃ……」 「気持ちよかった?」 「わか………ない…」 「へぇ。まぁ、おまえは挿れられる方が好きだろうからな」 「ひぁっ…ん!!」 アルベールはシエルをうつ伏せにさせ、性急に自身のペニスをシエルの蕾に押し入れた。 シエルはようやく挿れてもらえた喜びと刺激に、背を仰け反らせて声をあげた。

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