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自覚させてやる②
僕は、仕方なく服に手をかけた。
今着ているのは、半袖のTシャツにスウェットというラフな格好だ。
とりあえず、シャツを脱ぐことにしたけど、
ひよしさんがずっとこっちを凝視しているのに気付いた。
「…あんまり見ないでよ。脱ぎにくいよ」
「何アホなこと言ってんだよ。どうせ今から穴が開くほどお前の身体見るんだからよ」
「変態」
悪態をつきながら、ひよしさんに背を向けてシャツを脱ぎ、勢いでスウェットも脱いだ。
「相変わらず、白くて柔らかそうな身体だな」
舌なめずりをしながら言われ、カッと顔が熱くなった。
もう早く終わらせて、漫画の続きを見たかった。
でも、パンツを脱ぐのはやっぱり戸惑った。
僕が固まっていると、
「どうした?脱がせてやろうか?」
と言うと同時に、ひよしさんが楽しそうに手をパンツに伸ばしてきた。
「やっ、いい。自分で脱ぐから」
慌てて後ろに下がりながら言ったが、
どうしてもパンツだけはなかなか脱げなかった。
「脱げないのか?」
「…だって、恥ずかしいよ。そんなに見られてたら」
僕は正直に言った。声が少し震えた。顔も赤かったと思う。
「お前、ほんと可愛いな」
ひよしさんは、ニヤニヤしながら言った。
「じゃあパンツはまだ脱がなくていい。その代わり、身体を隠さずにまっすぐ俺の方を向け。」
「う、うん」
すごく恥ずかしかったが、逆らうと何をされるかわからないので言うとおりにした。
「絶対に隠すなよ。お前の身体全部。俺に見せろ。隠したらお仕置きだからな」
僕は、恥ずかしくて思わず目を逸らした。
そんな僕にひよしさんは言う。
「今からお前に自覚させてやる。お前がどんだけ可愛いか」
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