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くすぐり罰ゲーム⑦
「ふふ、いっぱい出たな。ごちそうさま。」
「はぁっ、やっ、ぁ、信じられない……っ」
ひよしさんは、僕が出したものを全部飲みこんだ。
あんなもの飲むなんて…
なんでそんなことできるの。
「空のだからだよ」
僕の心を読んだように、ひよしさんは答える。
「お前のものは全て欲しい。精液も身体も…心もな」
僕はかぁっと全身が火照るのを感じた。
「ぁっ、僕の、心は…僕のっ、ものだ…」
照れ隠しでそう答えた。
「そんな強気なとこも好きだよ、空」
ひよしさんの笑顔に、こんないやらしいことをしているのに、ドキッとしてしまう。
そうやって、心はいつも僕を裏切る。
「っ、っていうか、ぁ、いい加減これ外して!」
そんな気持ちを誤魔化したくて僕は言った。
僕は、四肢をベッドに拘束され、怪しい機械に脇をくすぐられたままだ。
「そうだな、このままじゃ挿れられないもんな」
なんかとんでもない言葉が聞こえた気がしたけど、とにかく拘束は外してくれた。
でも、休も間もなく、両足を掴まれ、ガッと開かれた。
「いやぁっ」
恥ずかしいところがひよしさんの目前に晒される。
隠したいけど、ずっと縛られていた手足が痺れて言うことを聞かない。
「ひぁっ」
ふと、お尻の孔に冷たいものが落ちビクッとした。
どこかから取り出したローションをたらされたのだと気付く。
そしてひよしさんが再び筆を手に取るのが見えた。
「さて、第二ラウンドいくか」
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