57 / 284
身体、洗ってやるよ②
ボディーソープのついた両の手の平が僕の薄い胸を撫で始める。
「ひぁ、まって、な、んで、手なの…!?」
「空の肌は弱いから、手で洗ってやった方が刺激が少なくていいんだよ」
また、適当なこと言って。
僕は、そのいやらしい手から逃げようとしたけど、後ろから抱き込まれていて、身動きが取れない。
「ん、ふぁ、ゃ」
手のひらに胸全体を撫でられ、声が出てしまう。
「んー?どうした?洗ってるだけだろ?」
「ぁ、洗う、っていうか、んぁ、撫でてる…っ」
「同じようなもんだろ」
「…っ、ちが、な、んか、手つき、やらしい」
「やらしいのは、洗ってるだけなのに感じちゃう空の方じゃねーの?」
そう言いながら、ひよしさんの手はだんだん胸の突起の方に近づいて行く。
ともだちにシェアしよう!