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ケーキはそうやって食べるもんじゃない!⑤

生クリームを胸に塗り付けられた。 「や…っ、ひよしさん!こんなの、やだっ…」 「おっと、空、動くなよ?今、最高のケーキを作ってるんだからな」 ひよしさんは楽しそうに生クリームを胸につけては広げていく。 「乳首にはやっぱこれだな」 胸の突起にはいちごをのせてきた。 「やだっ…、変態!」 身体に生クリームを塗られ、自分がケーキにされていく。 こんなの恥ずかし過ぎて、耐えられない。 「ひよしさん、もう、やめてよ…っ」 「まだ始めたばっかだぞ」 今度はお腹の方にも生クリームを塗り始める。 時折、ブルーベリーを飾っていく。 「いいな、なかなか芸術的な見栄えになってきたぜ」 「…僕は、パティシエさんに合わせる顔がないよ」 「あ、へそにはこれがいいな」 小さなチョコレートのプレートを僕のおへそに差し込むように立てた。 「よし、完成だ。写メとるわ」 「えっ!?嘘!やだぁっ、こんなの撮らないでよ…っ!」 嫌がる僕を無視して、ひよしさんは写メを撮った。しかも連写だ。 「やぁっ、おねが…っ、撮らないで…ってばぁ」 「はは、生クリーム塗れの空。すげー可愛い」 嫌だって言ってるのに、いろんな角度から写メを撮られた。 「…も、やだぁ。こんなの…っ、なんで、嫌だって言ってるのにやめてくれないの!人が嫌がる事して、何が楽しいの!?ひよしさんの変態…っ!」 僕は涙目でひよしさんに言ったけど… 「ワリィな、空。俺はドSだから、空が嫌がるほど楽しいぜ」 と笑顔で返された。

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