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続・かなてぃの恋①
「かなてぃの恋」の続きです。ちょい長め。エロは後半予定です。
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Side かなてぃ
「先生、わざわざ来てもらってすいません」
俺は、体育教師のひよし先生を呼び出した。
「吉井、俺を呼び出すなんて、いい度胸してんな」
先生はふざけた感じで言ってきたが、俺にはそのノリに付き合う余裕はない。
「先生、聞きたいことがあるんです。正直に答えてください」
「おぉ…、急になんだよ。真剣な顔して。授業の事か?」
「違います。結城の事です」
結城、という単語を出すと、先生の眉毛がピクッとした。
俺は続けて言った。
「この間、先生と結城がキスしてるのを見ました!どういう事なんですか?先生と結城はどういう関係なんですか!?」
俺は勢いでまくし立てた。
先生は、ちょっと驚いた顔をした後に、
「まじか、見てたかぁ…」
と言って、まいったな、というような表情をして、考え込んでいた。
そして、少しの沈黙の後、先生が言った。
「まぁ、見られてたんじゃしょーがねーな。誰にも言うなよ?」
勿体ぶらずに早く言えよ、と内心思いつつ、俺は、コクリと頷いた。
「俺と空は恋人同士だ。キスする関係だ。しかも一緒に住んでる。以上だ。」
「うそだろぉぉぉ!!!」
俺は心の声がそのまま口から出てしまった。
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