106 / 284

続・かなてぃの恋①

「かなてぃの恋」の続きです。ちょい長め。エロは後半予定です。 ✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽✽ Side かなてぃ 「先生、わざわざ来てもらってすいません」 俺は、体育教師のひよし先生を呼び出した。 「吉井、俺を呼び出すなんて、いい度胸してんな」 先生はふざけた感じで言ってきたが、俺にはそのノリに付き合う余裕はない。 「先生、聞きたいことがあるんです。正直に答えてください」 「おぉ…、急になんだよ。真剣な顔して。授業の事か?」 「違います。結城の事です」 結城、という単語を出すと、先生の眉毛がピクッとした。 俺は続けて言った。 「この間、先生と結城がキスしてるのを見ました!どういう事なんですか?先生と結城はどういう関係なんですか!?」 俺は勢いでまくし立てた。 先生は、ちょっと驚いた顔をした後に、 「まじか、見てたかぁ…」 と言って、まいったな、というような表情をして、考え込んでいた。 そして、少しの沈黙の後、先生が言った。 「まぁ、見られてたんじゃしょーがねーな。誰にも言うなよ?」 勿体ぶらずに早く言えよ、と内心思いつつ、俺は、コクリと頷いた。 「俺と空は恋人同士だ。キスする関係だ。しかも一緒に住んでる。以上だ。」 「うそだろぉぉぉ!!!」 俺は心の声がそのまま口から出てしまった。

ともだちにシェアしよう!