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続・かなてぃの恋⑤
~翌日~
「かなてぃ、購買いこ」
お昼のチャイムが鳴り、結城が俺を誘ってくれる。
「おう」
俺と結城はいつも一緒に購買に昼飯を食いにいき、机を繋げて一緒に食べている。
結城は、いつも、お弁当と一緒にいちごミルクを買う。
もう一度言おう。
いちごミルクだ。
もう可愛すぎて、毎日見ていても飽きない。
いちごミルクを小さな口でチュウチュウ吸っている姿を見るだけで、なんかもうお腹いっぱいっす、俺。
いちごミルクの着色料に虫が使われているという雑学は、彼には絶対に伝えないようにしている。
「なぁ、結城」
俺らはこの日も机を繋げて、食べながら話をしていた。
「なに?」
いちごミルクを飲みながら結城がこっちを見る、
俺は、声を潜めて言った。
「お前、ひよし先生と付き合ってるんだってな」
空の口からポトッといちごミルクのパックが落っこちた。
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