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続続・かなてぃの恋③

結局、チャイムがなってしまって、謝れなかった。 1時間目と2時間目の間の休み時間に謝ろうと思ったけど、かなてぃの所に近づく前に、かなてぃはまたどっかに行ってしまった。 またトイレ行ったの?お腹痛いのかな? それとも、やっぱり怒ってるのかな…。 僕がまた立ち尽くしていると、他の友達に 「おまえら喧嘩でもしたの?」 と聞かれた。 「喧嘩なんてしてない!」 僕はちょっとムキになって答えてしまった。 こうなったら、お昼休みに声かけてちゃんと謝ろう。 それだけを考えていて、授業には全く集中できなかった。 早くお昼休みになってほしくて、僕はずっとそわそわしていた。 ようやく2時間目の終わりを告げるチャイムがなった。 僕はチャイムが鳴り終わるより先にかなてぃの机に向かった。 「かなてぃ!あの、僕…っ」 「結城、今日、オレ腹の調子悪いから昼食わないわ。わりぃ」 と、僕の声にかぶせるようにかなてぃは言った。 そして、またそそくさとどこかに行ってしまった。 僕はまたまた1人取り残される。 流石に僕は確信した。 認めたくなかったけど… 避けてるんだ。僕のこと。 かなてぃの目の前で、ひよしさんとえっちな事をしていた僕を蔑んでいるんだ、きっと。 その事実に気付き、僕はその場を動けなかった。 ✽✽✽✽ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825

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