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続続・かなてぃの恋⑥
Side かなてぃ
気まずい。ハンパなく気まずい。
あの日…、結城がひよし先生とエッチしてたあの日。
俺は、性欲に勝てず、ひよし先生と一緒になって結城にエッチな事をしてしまった。
だって、あんなに可愛い結城が目の前にいたらそうなっちまうだろ。
でも、結城、嫌がってたよな…
俺、完全に嫌われたよな…
学校でも結城とどう接していいのかわからず、思わず避けてしまった。
朝は結城が話しかけてきてくれたけど、もう顔すら見れなかった。
嫌われるのが怖くて、「おはよう」の次には「嫌い」って言われるんじゃないかと思って、逃げてしまった。
本当に自分がイヤになる。
結城が嫌がる事をして、それなのに嫌われたくなくて、逃げて、避けて…。
俺は本当にどうしたらいいんだ。
結局、昼休みも結城と顔を合わせるのが怖くて、教室から逃げた。
食欲もなく、校庭をぶらぶらしてた。
はぁ、なにやってんだろーな。俺。
情けなくて泣けてくる。
「おい!吉井!」
突然後ろから声をかけられた。
びっくりして振り向くとひよし先生が立っていた。
✽✽✽✽
アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
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