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新しいスマホを買ったので…④
「次はどこ撮ろうかなー」
ひよしさんがカメラ越しに僕の身体を観察しながら言った。
僕はできる限り足を内股にして、顔を伏せて耐えるしかなかった。
「空の腋、ちょっとは毛生えたか?」
万歳の状態にされて晒されたままの腋にカメラを向けられた。
「やっ、やだ!やだやだやだッ!」
つるつるの脇がコンプレックスの僕は、そんなとこ撮られたくなくて必死に暴れたけど、縛られているせいで動かせるのはごくわずかだったから、結局そこの写メも撮られてしまった。
「うーん、まだツルツルだな。拡大してみても一本も毛が生えてないな」
ひよしさんは、撮った写メを拡大しながら言った。
「ひよしさん!もうこんなのやだ!お願いだからもうやめてよぉ…」
僕は恥ずかしさのあまり半泣きでお願いしたら、その顔もカシャッと撮られてしまった。
「空の恥ずかくて泣きそうな顔、萌えるわ」
「…っ!バカぁ!」
僕は、ひよしさんを睨むけど、ひよしさんには全く効果はない。
「そういや、毛といえばあそこの毛は伸びてきたかな?この間、剃ってから1週間くらい経ったよな?」
カメラは僕の下腹部の方へ下りていった。
✻✻✻✻
アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
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