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新しいスマホを買ったので…⑥
ひよしさんは僕の背後に回った。
嫌な予感しかしない。
「相変わらず可愛いケツだな」
お尻も写真を撮られた。
僕はもう目を瞑って羞恥に耐えるしかできなかった。
「写メからもぷりぷり感が伝わってくるな。やっぱ画素数違うわー」
「さっきから画素数画素数って…そういうの馬鹿の一つ覚えって言うんだからね」
僕はちょっと切り口を変えて悪口を言った。
「まぁそう言わずお前も見てみろよ。自分のお尻なんて見たことないだろ?」
ひよしさんに撮った写メを見させられる。
「どうだ?可愛い桃尻だろ?白くて小さくてぷりぷりしてて、マシュマロみたいだろ?」
確かに…と思ってしまった。
なんか赤ちゃんのお尻みたいにぷりぷりしてて、真っ白で柔らかそう。
これが僕のお尻?
僕、こんなお尻してたんだ…。
何ていうか、ちょっとエッチな感じすらしてしまって、慌てて首を振った。
「お前、今、自分のお尻なんかちょっとエロくね?って思っただろ?」
「お、思ってない…っ」
「嘘付くなよ。空、今まで俺以外にも色んな奴に散々ケツ揉まれたよな?でも、理由わかるだろ。こんなに可愛いケツしてんだから」
僕は何も言えず黙り込んだ。
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アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
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