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新しいスマホを買ったので…⑩

「なんだ、空。これだけでイっちゃったのか?」 僕は肩で息をしながら頬を赤らめた。 ひよしさんには口が裂けても言えないけど、撮られていただけで正直イきそうになっていた。 そこにあんな強い刺激を与えられたら耐えられる訳がない。 「…もう、いいでしょ?手と足解いて…っ、手痛いよ…」 「あぁ、そうだな」 ひよしさんが手と足の拘束外す。 僕はよろっとひよしさんにもたれた。 「おっと」 ひよしさんが僕を支えたその隙にスマホを奪おうとした。 でも、僕の行動を読んでいたかのように遮られてしまった。 「甘いな、空」 「もう!消してってば!こんな写真残してどうするのさ!」 「俺のオナニーのオカズかな」 「オカズなんていらないでしょ!僕がいるんだから!」 言ってしまってからハッとした。 「へー、空。今のは、"写真なんかでオナニーしてないで、本物の僕とエッチなことすればいいでしょ"みたいな意味で捉えていいのかな?」 案の定、ひよしさんがこの上ない程ニヤついている。 「ち、ちが…っ、そんな意味じゃ…、うわっ」 ひよしさんが僕をお姫様抱っこしてベッドへと運んだ。 結局いつもの展開だった。 ✻✻✻ アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825

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