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お騒がせ中学生⑩
「おっいたいた」
暫くしてひよしさんが来てくれた。
「あ、ひよしさん!」
僕は、とりあえず安堵した。
「…なんでひよし叔父さんがいるの?」
なんだろう?
理玖君がすっごい不機嫌そう。
「あ、理玖君、僕、財布に1000円しか入ってなくて、お金足りないからひよしさんに来てもらったんだよ」
「そういう事だ、理玖。来ちゃいけなかったか?」
ひよしさんは僕の隣にどかっと座って言った。
「…別に来ちゃいけない訳じゃないけど…」
いやすっごいテンション下がってるけど!
一体どうしたの理玖君。
「…ひよしさん、理玖君に何かしたの?」
僕は小声でひよしさんに耳打ちした。
「してねーよ」
ひよしさんも小声で答えた。
その様子を見ていた理玖君がいきなり突っ込んだ質問をしてきた。
♧♧♧
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