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授業どころじゃない⑦
僕は、服の袖を噛んで声が出そうなのを堪えた。
ローターがいいところで擦れる。
弱い振動でじわじわと刺激される。
こんなのひどいよ、ひよしさん…
僕は目に涙を滲ませる。
「先生、俺が結城を保健室に連れていきます!」
かなてぃがそう言うと僕のところに来た。
「結城、立てる?」
喋ると変な声が出そうだったし、立つこともできなそうだった。
僕はふるふると首を横に振った。
「じゃあおんぶして連れてくけどいいか?」
恥ずかしかったけど、背に腹は替えられず、小さくコクリと頷いた。
かなてぃが僕の身体を背中に抱え、保健室に向かってくれた。
かなてぃの優しさが心に染みた。
保健室に着く頃にはローターの振動も止まった。
「かなてぃ、ありがとう。もう大丈夫だから、授業に戻って」
「マジで大丈夫か?」
「うん…、休めば平気」
かなてぃは心配そうにしてくれてたいけど、そのまま教室に戻って行った。
その後も何度かローターが振動し、僕は保健室のベッドの上で身悶えた。
ここで外す訳にも行かないし、断続的に動くからトイレにも行けない。
何度も何度も中を刺激され、僕は快楽で動けなくなっていた。
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アルファポリスの方がだいぶ進んでいますので、続きが気になる方はこちらをどうぞ♪→https://www.alphapolis.co.jp/novel/79332834/121173825
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