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君に触れたかったんだ⑯

「で、それはそれとして。空、反省すべきところもあるよな?自分でわかってるよな?」 「う…」 ひよしさんの目つきがちょっと変わった。言われるかなとは思ってたけどやっぱり言われた。 「空、何が悪かったんだ?」 「ぼ、僕が見ず知らずの人から呼び出されて、何の警戒もせずに2人きりになったこと…です」 思わず敬語になってしまった。 「あぁ、そうだな。何回も言ってるよな?お前は可愛いんだから、それを自覚しろ、気を付けろって」 「う…、ごめんなさい…」 「どこ、触られたんだ?」 「え…?」 「脱がされただけじゃないだろ?ここは触られたのか?」 と言って僕の胸の突起をツンとつついた。 「やぁん…っ」 自分が上半身裸でズボンも半分脱がされた状態なのを思い出し、慌てて両手で胸をガードするように隠した。 でもひよしさんに「隠すな」と手を外される。 「ちゃんと答えろよ。捻るぞ」 と言いながら胸の突起を捻られた。 「ひゃぁん!やだっ、もう捻ってる…っ」 捻るぞと言いながら既に捻ってくるひよしさんに批判の眼差しを向ける。 「触られたんだろ?この可愛い乳首も」 「ぅ…ぅん、触られた…」 僕は小さな声で答えた。 「何て言われた?」 「…え?」 「何て言われながら何をされたのか、再現してみ?」 僕は言われた事やされたことを思い出して、カァっと赤くなった。でも言われた通りにしないとお仕置きされそうだったから、大人しく言う通りにする事にした。

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