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吸い付くような秋良のキスを落とされ、舌をねじ込まれていく。
秋良の口腔を弄るような舌の動きが、まるで焦っているかのように激しさを増していく。
「んっ……ふっ…あ、あきらっ」
脩が苦しげに言葉を零すと、唇が離れていく。
秋良と目が合ってしまうと、恥ずかしさに全身が熱くなり思わず視線を逸らす。
「やっぱり気になりますか?」
「違うんだ……」
「じゃあ、目を逸らさないでください」
秋良の指が脩の顎を捉えて、再び視線が混じり合う。
愛嬌のあるいつもの表情が鳴りを潜め、今は男らしい色気すら漂っているように感じてしまう。
脩が羞恥心のあまり唇を噛みしめると、秋良は「そんな怖い顔しないでください」と笑った。
秋良に頬を撫でられ、優しく唇を落とされる。
脩の首筋に唇を落とされ、次第に舌が滑り降りていく。
「はぁっ………んっ」
所々で強く吸われ、全身が粟立ってしまう。
「さっきは余裕なかったんで……すみません……今度は丁寧にしますから」
「しなくて……い、いいからっ……」
脩は震える声で制止する。
目隠しをしないとこんなに恥ずかしいものだとは思ってもみなかった。さっきの浴室での行為は、まだ背後からだったことで秋良の様子がそこまで分からない。
でもこうして目の前で事の流れが分かってしまうと、恥ずかしさで目眩がしてくる。
「そんなこと言っても、先輩は凄く色っぽいですよ」
「ば、ばかっ、あっ……」
抗議の声を打ち消すように、秋良が胸の突起に舌を這わせていく。
「あっ……ああっ」
強弱のついた舌の動きに、堪らずに声を上げてしまう。涙が目の縁に溜まり、目を閉じると流れていく。
「んんっ……あ、あきらっ……」
執拗に攻められ、すっかり下腹部に熱が溜まっていた。心なしか後孔まで疼きを感じてしまう。
堪らず制止を促すように、脩は秋良の頭に手をやる。
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