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「はぁっ……せんぱいっ、あんまり締め付けないでください……」
秋良が苦しげに、眉根を寄せた。
「ああっ……む、むりっ」
強烈な刺激に耐え切れず、脩は秋良の腹部に自らのモノを押し付けてしまう。
「先輩っ……意外にやらしいですね」
秋良に耳元で囁かれ、脩は「あっ」と声を漏らすとそのまま吐き出してしまう。
快感に酔いしれ、脩は全身を震わせる。
ビクビクと震えるモノが秋良の腹部に触れて、垂れた液体が脩の腹部さえ汚していく。
脩は荒い呼吸を繰り返し、涙で霞む視界を秋良に向ける。
秋良は苦しげな表情で目を閉じていた。
「はぁっ…ご、ごめん……」
「あっ、せんぱいっ」
果てたことで余計に締め付けたせいか、秋良が小さく呻いた。中がじんわりと熱くなり、秋良も果てた事が分かる。
「はぁっ、先輩っ。もう少し我慢してくださいよ」
「ご、ごめん」
脩は小さく言葉を零した後、ハッとする。
またしても秋良のペースに呑込まれていた事に気付かされ、悔しさに唇を噛みしめた。
「……なんで僕が謝らなくちゃいけないんだ」
脩は小さく抗議の声をあげる。
「先輩」
秋良に優しげな声で呼ばれ、脩は不服そうに眉根を寄せて見上げる。
「愛してます」
優しい囁きと共に秋良に唇を塞がれ、驚きのあまり呆然とする。
さっきまでとは違う優しい口づけに、意図も簡単に溜飲を下げられてしまう。
秋良が唇を離すと、うっとりとした表情で見下してくる。
「秋良には敵わないや」
すっかり毒気を抜かれ、脩は呆れたように言葉を吐き出す。
脩はもう一度秋良に腕を伸ばし、自ら唇を近づけた。
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