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第3話
「ふぅ。」
僕が今いるのはお風呂だ。ちゃっかり一番風呂をもらった。
お父さんとお母さんは会社の近くにある別の家へ帰っていった。
「お風呂先に頂きました〜」
「おっ!戻って来た!じゃあ俺入ってくる!」
「遥斗〜走るな〜」
「遥にぃ……うるさい…。」
「雪斗、ソファに座ってな!」
「ありがとう。咲斗さん。」
「雪斗君…。この問題教えて…。」
「うんっいいよ!」
僕はこれでも引っ越す前は県内一頭のいい学校に行ってたから勉強は得意だ。
そして問題を愛斗君に教えて、自分の部屋へ戻ったら、疲れが出たのか寝てしまった……。
「んぅ……。ふぁぁ〜。」
目覚まし時計を見ると7時を指していた。って言っても今日は日曜日だし、春休みなので焦ることは無い。
「おはようございます〜」
起きていたのは、直斗さんと咲斗さんだけだった。
「おはよう〜」
「おはよ〜」
「じゃあ、仕事行ってくるね!」
「直にぃいってらっしゃい〜」
「いってらっしゃい。」
その後どんどんと兄弟が起きてきてみんなで朝食を食べた。
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