2 / 4

♯6〜♯10

6:フェラチオ  赤い舌が一度だけ先端を舐め、柔らかい唇が雄を飲み込んでいく。 「ん… …っ」  美味いわけではないだろうに、頰をピンク色に染めながら彼は私の中心を口にふくんだ。 「ん…っ、く、ふ…」  必死になって頭を上下させる姿はひどく私の劣情を煽る。 「もっと喉を使うんだ」  命令するのは心地がいい。私は欲望の赴くままに腰を突き出した。 7:ルーヴェとアレク  細い脚を伸ばして、ルーヴェはベッドの上でストッキングを脱ぐ。その姿はとても官能的で、露わになった素足は艶やかだ。 「見てるだけで足りるの?」  くすくす笑いながら、挑発的な笑みをこちらへ向ける。 「……君はボスのものだ。手出しはできない」 「面白くないオトコ」  ルーヴェは裸体を見せつけるように俺に歩み寄り、俺の顎に手をかけた。 8:鏡の前  片手をついた鏡が熱で曇る。バスルームの大きな鏡の前で、アキは震えていた。自身の後孔にローションをなじませ指でほぐす。心地よくておかしくなりそうだ。 「んッ…んん」  鏡には淫らな顔をした自分が映っていた。それを腕組みした湯神が楽しげに眺めている。 「どうした? もっとしっかり、奥まで解せよ」 「は…い」  掠れた声は熱に上擦り、アキはさらに奥深くへと指を滑り込ませた。 9:老人  激しい抽送で肉壁が捲れ上がる。 「あッ、あうっ…!いやぁっ…!」 「嘘つきめ、身体は嫌がっていないぞ。ほれ、ほれ」  背後にへばり付く老人は、その歳に似合わない力で累を蹂躙した。累のペニスからは透明の液体がとろとろと溢れている。無情にも、こんな年寄りに抱かれて幾度となく絶頂していたのだ。 10:写真  チェックのスカートを押し上げる小さなペニスはビクビクと震えていた。華奢な体にセーラー服がよく似合っている。 「ハル、スカートを捲し上げてみて――そう、良い子だ」  そんなハルを満遍なく写真に収めているのは叔父の雄介。 「恥ずかしいよ…叔父さん」  耳まで真っ赤になりながらも、ハルはスカートを捲って桜色のペニスを見せつけた。

ともだちにシェアしよう!