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はじめての
カチャと、ズボンの釦が外され、下着ごと膝の辺りまで脱がされた。あれだけ、脱ぐの苦労したのに。
「か、海斗」
慌てふためく僕には、お構いなしで、萎えて小さくなっている陰茎を、ぱくん、と口に含んだ。
「だめ、汚ないよ・・・」
腰を後ろに引こうとしたけど、海斗の腕にがっしりと固定されていて、身動きが出来ない。
「やぁ」
先端部分を口で含み、唇でしごくように、上下に海斗の口唇が動く度、腰がピクピクと戦慄く。
な、なに!?
いつもと違う海斗に戸惑い、自分の体なのに、言うことを聞いてくれない体に戸惑い。
なんか、変だよ。
どんどん体の熱が高ぶり、陰茎にかかる彼の息も火傷しそうなくらい熱くて。
だめ、だめと、頭を振って、彼の肩を押そうとしたけど。
「あぁっ・・・ん」
海斗の口腔内であっという間に硬くなり、屹立したカリ首を甘く噛まれ、その瞬間、物凄い快感が、爪先から頭のてっぺんを駆け抜けていった。
がたがたと、脚が震え、そのまま、僕は、その場に崩れ落ちた。
「ご、ごめんなさい、海斗、そ、その」
見上げると彼の口の端から、白い残滓が、一筋零れ落ちていた。
「謝ることないよ。ナオの、すごく、おいしかった」
「うそ、なんで!?」
「好きな人のだよ」
そう言いながら、海斗が、僕の膝に引っかかっている、ズボンと下着を脱がせ、抱き抱えると
、そのままベットに転がされた。
「ナオ、大好き」
逃げようとしたけど、すぐに、彼が覆い被さってきて。チュッと、額に、こめかみに軽くキスをしながら、体のあちこちを手で撫で回し始めた。くすぐったくて、部屋の中が明るくて、恥ずかしくて、身を捩ると、首筋を強く吸われた。
「いたぁ・・・い」
彼の胸をポンポンと、叩くと、ようやく離してくれた。吸われた所が、ヒリヒリする。
「アイツに教えてやらないと、ナオはおれのだ
って」
「海・・・う、う、うぅん!」
唇に、彼の口唇を押し付けられ、股間に、ぐりぐりと、彼の下肢を押しつけられ。
彼のは、布越しでもはっきりとわかるくらい形を変えていて。
「さっきから、ナオの中に入りたいって、五月蝿いんだ。鎮めるの手伝ってくれる⁉」
「え!?なに⁉中に入る⁉って」
「鈍いな」
くすくすと笑いながら、くるりと体をひっくり返され、つかさず尻を鷲掴みにされた。
「ひぁん! か、海斗!」
驚き過ぎて、声が裏返った。
「この奥に、挿れるんだよ、俺の・・・」
「無理だよ、だって、海斗の」
あんなおっきいの入るわけないよ。
絶対、無理。
体を捻り、だめだめを繰り返す。
「ちゃんと解すから」
ふにゃっとそこが押し広げられ、ぬるっと熱いものが、秘所の蕾へと差し入れられる。
「いやぁん」
腰がピクピクと小刻みに揺れる。
「だめぇ、そこ」
ただでさえ、コントロールがきかないのに。
ぷるぷると震える屹立を、彼の手がやんわりと包むと、ゆっくりと扱き始めた。
「海斗、な、何⁉」
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