64 / 73
守り守られ生きる未来
手足をバタつかせると「ごめん」って海斗。
少し、緩めてくれたけど。
「ナオの事、好きすぎて止まんない‼」
って、また、むぎゅーとされて。
「僕、くまのぬいぐるみじゃないよ‼」
彼の背中をポンポンと叩くと、いきなり、体を起こしてきて、僕のシャツに首を突っ込んできた。
「ちょっと、海斗‼服、伸びる‼」
乳輪を口いっぱいに含み、乳児のように、チュパチュパと、音を立てて、吸い上げられ、片方は、指に挟んで、こりこりされ、
「ン・・・ぁあ‼」
堪らず声を上げて、枕にしがみついた。
「ナオ、ナオ」うわ言のように繰り返し、もう一方の手は、脇腹を擽りながら、スボンの中へと滑り込んでいく。
「海斗・・・気持ち・・・いい・・・」
泣きたくなるくらい気持ち良くて。
無意識のうちに、自分から、彼の手に中心を擦り寄せていた。
「ナオーー俺の・・・可愛い・・・奥さん」
「海斗⁉」
「兄さんより、恋人より、そっちがいい」
(ヒィ‼ア~ーーー!!)
ちゅうぅぅっ、と跡が残るくらい強く吸われ、頭の中が真っ白になり、次の瞬間、どろっとした蜜で、海斗の手の中を濡らしていた。
「ごめん、海斗・・・」
彼に申し訳なくて。
今さら、恥ずかしい、ともいえないけど・・・
「ナオ、すごいな」
興奮しきった海斗が、ひょこっと服の中から顔を出した。
「ここだけで、イケるなんて」
こりっと、そこを指の腹で撫でられ、思わず身震いすると、海斗は、恍惚の表情を浮かべ、にんまりとしてた。
「ほら、蜜が、先の窪みからどんどん出てくる」
グチュグチュと、先走りの液と、蜜を茎に絡め、彼の指が上下に動き始めた。布越しに、彼の手の動きをぼんやりと見ていると、
「そんなに、うっとりして・・・気持ちいい⁉」
「・・・気持ちいい・・・何だか、お尻がムズムズしてくる」
「そっか」
片方の指が、双果をやわやわと撫で、鼠径部を滑り落ち、後ろの蕾へと辿り着く。
「こんなにヒクヒクして・・・俺の欲しい⁉」
「いちいち、聞かないで‼」
「言わなきゃ分かんないだろ‼俺の⁉一樹の⁉どっち⁉」
「海斗のイジワルーーやゃあ・・・あ、あ、あ‼」
グリっと鈴口の窪みを爪先で弾かれ、甲高い声を上げ、身体をくねらせた。
「海斗の熱い昂りを、入れて・・・いっぱい欲しいの」
「よく言えました」
ご褒美とばかりに、彼、服を脱がせ始めた。
こんな、真っ昼間から・・・どうかしてる。僕も、海斗も・・・。
ともだちにシェアしよう!