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Growing up(2)
「あれ~! こんなとこで会うなんて、やっぱりボクら赤い糸で繋がっとんちゃう?」
ドアが開いた途端に、乗り込んできた水野の開口一番がこれだ。
「それは絶対ない」
翔太を新大阪まで送って行った日の夜に、水野には電話をして話した。────翔太と想いが通じ合ったことを。ひと言、礼を言いたかったから。
「もう、相変わらずつれないなぁ。恋のキューピットのボクにそんな言い方ないと思うわ」
真面目な顔をしてそんな事を言う水野に、翼は苦笑いを浮かべながら、その隣にいる男の人にじっと見つめられている事に気が付いた。
(──あれ?)
どこかで見た顔のような気がして、翼もその人から目が離せなくなってしまう。
「ちょっと何? 二人して見詰め合って……もしかして知り合いなん?」
水野が、そんな二人の顔を交互に見る。
自分があまりにも不躾に人の顔を見ていた事に気付いて、翼の方から先に視線を外した。
「あ……いや、すみません。どこかで会ったような気がして……」
(誰やろ……水野の友達なんかな……)
そう思いながら軽く頭を下げると、その人は突然、翼を指さして「あっ!」と声を上げた。
「──学際ん時のメイド服の子や!」
そう言われて、漸く翼も思い出す。
「あっ、あの時の!」──ナンパ男?!
三月のこんな時期でも真っ黒に日焼けしていて、何かスポーツをやっているんだろうか。白い歯が印象的で、少しタレ気味の目を柔らかく細くめて笑う。
その笑顔が──やっぱりどこかで会ったことがある? 学際の時以外にも……。何故かそんな気がしてくる。
「学際の時に知り合ったん? そやけど翼、この男に近づいたらあかんで」
「なんでや! 俺、なんもしてへんやろ」
「だって、爽馬は、可愛い男の子見るとすぐ手ぇ出すやん」
「失礼な! そんな事ないわ。てか、ちゃんと兄ちゃんて呼べって、いつも言 っとぉやろ?」
(──え?)
キョトンとした表情で二人のやり取りを見ていた翼は、思わず横から口を出してしまう。
「兄ちゃんて? 兄弟なん?」
「あ、ああ、ごめん。これ、俺の三つ上の兄貴で〝爽馬 〟んで、こっちは同級生の翼や」
身長は、弟の水野の方が高い。
二人が並ぶと目元がそっくりで、笑う時に柔らかく目を細めるのも同じだった。
(そうか……だから、どこかで会った事があるような気がしたのか)
「よろしくね、翼くん」
そう言って、翼の手をさっと握ってくる。
「は、はい……」
翼の手を両手でぎゅっと握ってくる爽馬に戸惑っていると、すかさず水野が間に割って入ってきてくれた。
「だーかーらー! 爽馬! 手ぇ握りすぎ! 離れて離れて! 翼には彼氏がちゃんとおるんやから」
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ここであの人がこんなつながり!?なかなかの登場の仕方ですのお( ´艸`) メールにて、先日の件の詳細ご報告致しました笑。ご確認下さいませ~~
うふふ💕こんなところでこんな繋がりだったのです。 この人には、また番外編で登場いただく予定なので、お見知りおきを…(〃艸〃)ムフッ メール!ありがとうございます! ちょいバタバタしてましたので、あとでゆっくりお返事いたしますーm(__)m
お兄さん、ちゃんと分かったんだー。 そして、「彼氏がいる」って言われてる💕
お兄さん、初めは分かんなかったみたいだけど、 結構すぐに分かったみたいですねー。 そうそう、、「彼氏いる」って、言われちゃったのですよ(〃艸〃)ムフッ
何とっ! あの時の人は水野くんのお兄さん( ☉_☉) パチクリ。 何とっ何とっΣ( ̄□ ̄!! もしかしてもしかしたら…リッツくんとは何も絡んでいませんよね⁈
なんと!なんと!でしたね(´Д`)ハァハァ 律とは……どうなんかなぁー。うふ💕←思わせぶりなw
いや~~ん(*´Д`)ハァハァ💕 こ、ここで学園祭のナンパ男が登場……しかも水野くんの兄貴だなんて(*´Д`)ハァハァ💕 ずーちゃん、ワタクシ悶え死に寸前です……_(:3 」∠)_バタリ 市川「へー! そうだったのか! 新事実キタな!」 夏樹「なるほど……でも水野くんは水野くんで楽しくやっていそうですね」 市川「水野の兄貴が出て来たってことは、夢の4Pに……」 夏樹「なりません!!」
そうなのですー。あのナンパ男ここで登場です(´Д`) このおにーちゃん、また水野くん×律くんのお話で登場してもらうつもりなので、お、お楽しみに💕(´Д`) せ、先生~~!4Pってどうやって書いたらいいんでしょう…私を補習授業してくださいー(´Д`)