70 / 713

ベッドの中での甘いひととき②

「誠に、こうされるのは嬉しいけど……恥ずかしいよ――んっ……あっ……そこは……ダメ!!」 「……そうか。じゃあ、俺以外の男に触られると――どうだ?今みたいにここを尖らせながら……興奮するのか?」 ふと、誠が僕のお尻を撫で回すのを止めたかと思うと――ゆっくりと僕の上半身の方へと手を這わせてくる。 そして、今度はお尻ではなく衣服を半分ずらした胸元へと手を這わせてきたため、全身に微弱な電気が流れているみたいにビリビリとした感覚を抱いてしまった僕はビクンッと激しく体を震わせてしまった。 あまりの気持ち良さから潤んだ瞳で誠の顔を見つめると、 「優太、ちゃんと答えろ……」 「んっ……あんっ……誠じゃなきゃ……誠じゃなきゃ……ダメなの。他の男の人に――こんな事をされたら……イヤだ……誠だから――気持ち良いし……幸せなの……んっ……あっ……」 尚も僕の胸の敏感でピンッと尖った部分を中指の腹でグリグリと激しく擦ったり、親指と人差し指で摘まんだりして弄っている誠を潤んだ瞳で真っ直ぐに見つめつつ、途徹もない快感で溶けてしまいそうになりながらも素直な気持ちを口にする。 「んっ……そんなにされたら――イッちゃうよ……あっ……い、いいっ……イクッ!!」 「これだけで、ここがこんなにグショグショになるなんて……優太は男を魅了する悪い子だな……」 体がひっきりなしに震わざるを得ない程の強烈な快感を与えられ、必死で声を圧し殺しながら小声で喘いでいるとニヤリと笑ってから誠が僕のズボンを引きずり下ろしてしまう。 ズボンが完全に引きずり下ろされた事で、ただでさえ敏感になっている僕のモノが、尚更――敏感になりビクビクと脈打って遂には勃起してしまう。すると、誠は待ってましたといわんばかりに勃起してしまった僕のモノを片手でギュウッと握ると――そのまま激しく扱き始めるのだ。 ――グチュッ……グチュ…… ――グチュ……ヌチュ…… 「俺の手に包まれて……気持ち良いのか?」 「き、気持ち……いいっ……本当に……あっ……やっ……ああっ……イ、イクッ……!!!」 ビュクッ……ビュッ……!! ビュッ……ブピュッ……!! 「んっ……思ったよりも……たくさん、出たな……そんなに気持ち良かったのか?」 「あっ……あんっ……誠だから――気持ち良いの……誠がしてくれたから……こんなに……気持ちいいのっ……あんっ……まだ、まだ……気持ちいいよう……あひぃっ……」 恍惚な表情を浮かべて口を半開きにしつつ達したが、厭らしい僕は喘ぎ声を漏らしたまま尚も興奮冷めやらなかった。そのため、未だにビンビンに勃ちあがって膨れたままの乳首を自分の指で擦ったり押し潰したりしてオナニーをしながら誠の問いかけに対して答える。 「いくらなんでも……もう出ないだろう?それよりも、このまま――眠りにつこう。優太、お前の肌は滑らかで――とても心地いいぞ。じゃあ、おやすみ……」 「お、おやすみ……誠――」 正直に言うと、まだまだ出そうだったのだが流石に疲弊しきった顔つきをしている誠にそんな事は言えず――仕方なく僕は目を固く閉じて、そのまま誠と共に眠りの世界へ誘われていくのだった。

ともだちにシェアしよう!