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城の外へ②

僕が城の外へ一歩踏み出した時、目の前に飛び込んできた光景に――唖然としてしまい目を丸くしつつ辺りをキョロキョロと見回してしまう。 ――広大な石畳の上に、かつて城下町に暮らしていたであろう人々の数えきれない程の無数の白骨。 ――シーンと静まりかえり、人々が暮らしていく上で避けられない生活音はおろか虫の音ひとつしない程に静かな廃墟と化した町並み。 ――苔や錆だらけとなってしまった、かつて人々が住んでいた木造造りや石造りの民家らしき建物。 おそらく、これが――本来の城下町の姿なのだろう。城にかけられた呪いが解かれた事により、偽りだらけだった城下町の――本来の姿が露となったのだ。 その本来の城下町の哀愁漂う姿を目の当たりにした僕は、どことなく寂しい気分になりつつも、城と城下町にかけられていた呪いが解かれたという事を確信し――待ちわびている仲間の皆へと報告するために城の中へと戻って行くのだった。

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